chikyu Bijo Nendaiki

女性美を医学的・性愛学的・九星占術の視点で追究します。

2016年04月の記事

★紅涙の風景(抜粋:無料sample)

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<第三章から抜粋>


望月からパソコンにメールが入っていた。
『八雲へ。至急会いたい。銀座のいつもの店で待っている。明日の午後六時』
『Re:了解。詳しい話しはその時に。では…』
十月の銀座界隈では秋の紅葉が近い。OLたちのアフターファイブはいつ見ても僕には眩しく映る。美しい情欲を隠し持った女たちのたくらみ。香水の群れ。
七丁目にあるバーのカウンターでは、望月は女を連れていた。望月は和服の時が多い。
 この日、僕は、珍しくネクタイをしていた。傍から見ればまともな勤労者に見える。彼は憔悴し切った顔である。少し痩せたようだ。
「よう大介。元気だったか?」
「まあな…」
「彼女とはうまくいってんのか?」
「まあな…。こちらは?」
「M社の一色みどり女史だ。よろしくたのむ」
「一色です…」
彼女に名刺を渡された。黒の網タイツがよく似合う女だ。エンジのセーター。セミロングのブーツ。均整のとれたふくらはぎ。引き締まった太腿。官能系の編集者だとすぐ分かる。僕はまだ売れない身だから、相手を気にする必要もない。編集者特有の雰囲気があるが、彼女が望月の愛人だと僕にはすぐ分かった。
僕は、彼女は何処かで見たような気がしていた。
三十路を迎えたばかりの彼女は、知的な怪しさがある。
たしか望月はSMのビデオマニアだった。最初の彼の作品はそういう物が多かった。そうだ、あの時の女だ。僕はみどりさんが、望月とのシーンに出ていた事を思い出していた。自作自演のあのSMシーンだ。
絶対あの女だ。僕は確信していた。家には彼に貰ったDVDの映像がある。だが、今は口には出せない。ろうそくと緊縛での痛みのシーン。望月の異様な顔とみどりさんの妖艶な泣き声。いまでもやっているのだろうか。
「八雲です。よろしく…」
「今日は無礼講だ、大介…」
「いつもそうだろ…」
望月がそう言う時はいつもの事だ。僕に原稿を頼む時の合い言葉である。
「大介。みどりは大丈夫だ…」
「大丈夫だって?ヤバイのはお前のほうだろ…」
「悪い、悪い。みどりは仲間だ。心配すんなって…」
「八雲さん、望月さんに書いてあげてるんですってね…。女の闇をうまくついていて。本性の部分の表現がとってもいいわ。最近売れた本あなたが、書いたんでしょ?いまこの人にはそういうの書けっこないもの…」
「…」
「みどり、あんまり、あからさまに言うなよ。大介が困ってるだろ」
「平気さ…。俺は全然困らない…」
「八雲さんも、そろそろ日の目を見るわよ、きっと。私には分かるの…。女の第六感…」
「俺はどうなる…」
「あなた最近ちょっと変よ。困った時だけ人に頼るなんて…」
「分かってるよ、そんなこと。いま、だめなんだよ…」
「しょうがないわね。売れっ子のくせして。印税が少し入ったくらいで、うつつを抜かすようではね…」
「なんだよ…」
「まぁ、まぁ、そう喧嘩しないで…」
望月は出来上がっている。
「分かった、わかった。考えておくよ…」
「すまんな、大介。恩に着るよ…」
「でも、今度が最後だよ…」
「わかってる…」
この二年、そういう事の繰り返しだった。もう十回目だ。
「ほんとに最後だぜ…」
「あぁ、ほんとに…」
望月は明日には、たぶん、もうこの約束は忘れている。僕には分かっていた。僕は本気だった。いつまでも、ゴーストライターなんかやってはいられない。
善意もこれまでと、僕は家を出てくる前から決めていたのだ。
「場所変えようぜ」
珍しく僕のほうから彼らを誘った。
「ゴメン、大介。おれちょっと向こうまで」
望月はTV局との打ち合わせの様だった。彼はこの日に限って妙に落ち着きがなかった。彼の作品、つまり僕の書いたものが、単発でドラマになるという。
「何だよ。用が済んだら、はいそれまでよかい?」
「だから、みどりが相手してくれるからさ。頼むよ…」
望月はみどりに耳打ちして、現金入りの茶封筒を渡していた。
「知ったことか…」
僕は思わずみどりさんに本音を吐いた。
銀座通りから一本入った道。地下一階に小料理屋があった。僕がよく美弥子と行くなじみの店である。七十代半ばの女主人が一人でやっている。客はみどりさんと二人きりだ。
女主人の勝子さんは密通で子を宿し、女の細腕一つで息子を大学まであげていた。相手は大手新聞社の役員をやっていたが、今は他界している。
彼女は年に一度、一ヶ月ほど南米へ行く。一人旅。それが若さの秘訣と言っている。ナスカの地上絵が店の周りにかかっていた。十年前、僕も美弥子とツアーで行った事がある。
「んもう。あの人はいい加減なんだから…。ごめんね…」
「いいんですよ。そんなこと。言っても分からないところがあるから、あいつは…」
「八雲さん…」
「あなた、どうしてそんなに彼の肩を持つの?」
「別に理由はないけど。単なる幼馴染み…」
「それだけ?」
「それだけ…」
「男の人っていいわね。友情ってとこかしら…」
「変な友情。お互い馬鹿なところがあるから、気も許せる。そんな感じかな」
「ほんとに馬鹿なんだから…」
「そうかも…」
「乾杯しましょ。今日はとことんお付き合いするわ」
「無理しなくても。あいつのそばにいてあげたら…」
「今日はたぶん行っても先客があるようなの」
「あいつも好きだからな。またTV局で女あさりか」
「でもほっとけないのよ…」
僕は美弥子が気になっていた。望月との接触もありえない事ではない。
みどりさんは、涙もろいところもあるようだ。目を閉じてビールを呑む彼女。その喉ごしに僕は憂いを感じた。ストレスもたまっているように見える。小麦色の肌とキュートな体つきは望月の好む体型だ。
彼女の生の姿は知らないが、望月にとっては引き付ける何かがあるのだろう。僕にもなんとなく分かってきた。
「みどりさん、どこの生まれ?」
「イギリス。でも中学の時帰国したの。父は商社に勤めてたから、小さい頃からハワイ、イギリス、ドイツの日本人学校を転々としてたの。だから日本語って難しく思えたわ。お友達もあまり出来なかったわね。結構コンプレックス持ってるのよ、私…」
「ふうん。そういう風に見えないけどな。じゃ、バイリンガル…」
「でもないの。英語の日常会話少し覚えただけ。中途半端なの私…」
「こっちに来てからは?」
「うん、なんとか国立の女子大まで行ったわ。いまは、ほらこの通り…」
みどりさんは少し開き直っている。
みどりさんはA型のさそり座らしい。僕はA型の女が好きだ。十代での人妻もA型だった。知的で常識派。完全主義者。大和撫子。緻密な性格。神秘的。
僕はAB型の魚座だ。美弥子はO型の天秤座。望月はB型で水瓶座だ。星占い好きの僕は、つい勝手に人の性格を想定する。
血液型や占星術はあまり当てには出来ないが、神秘的で僕には面白い。
「お二人さん、沖縄の泡盛呑んでみる?」
女主人が言った。
「私、もらうわ。あなたもどう?日本のお酒はおいしいわね」
みどりさんは酒豪のようだ。軽く一瓶を空ける勢いだ。
僕も一緒に付き合ってしまう。
「お二人さん、いくらなんでも、ちょっとペース早すぎない。
後が大変よ。大丈夫?」
目の前の光と空間は歪んでいた。僕は意識が無くなりかけている。みどりさんもこの日だけはまいっていたらしい。
女主人とみどりさんの、話し声だけは聞こえる。彼女たちに割って入る女の姿もあったような気がする。よくは覚えていない。
僕は誰かとタクシーに乗ったようである。その後、ホテルの一室に運ばれたらしい。意識が雲の上にいる。天井がぐるぐる回っている。まだしばらくは酒が抜けそうもない。ベッドの上で僕は眠ったらしい。
しばらくして、僕は誰かに肩を揺すられていた。僕は意識がまだぼんやりしている。応答は出来ない。だが、下半身だけは妙に息づいていた。鋼鉄が一人歩きしている。僕はおそらく、まな板の鯉である。誰かになすがままの状況であること。
僕は自分が他人のように思えた。股間の鋼鉄が生温かいもので包まれていた。僕は仰向けのようだった。両手は縛られていて身動きが取れない。そういう感覚だった。鋼鉄が何かに塞がった。水のような音が長く続いた。塞いでいる影が、激しく上下に動いているようだった。
僕は息が苦しくなった。何かで喉を絞められているようだった。僕は股間の力でそれを払いのけようとしていた。でも、重みでそれは難しく思えた。相手は分からない。影に声をかけても返事はなかった。僕の中から塞がったものに液が飛び出した。
僕は力が抜けていくのを覚えた。鋼鉄はまた何かに包まれた。僕はなかなか意識が戻らない。時間の感覚はなかった。
鐘の音で目が覚めた。朝陽が僕の裸を照らしていた。和光の時計台は六時を指している。ベッドの横には誰もいない。股間がまだ痛む。僕の両手と手首には黒いアザが出来ていた。
メモ紙がおいてあった。
『おはよう、八雲さん。昨夜は大変だったのよ。
ホテル代は払ってあるわ。お先にね。よかったわ。いろいろとありがとう。
それじゃ、また。みどりとあなたは二人きり…』
どうやら僕は彼女の相手にされたらしい。でも、僕は彼女を怨む気はなかった。不思議な爽快感が僕を包んでいた。

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官能浪漫小説は認知症予防に最適。

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私の家系には認知症の方はいませんが、
その原因はよく分からない。
でもね、個人的な見解だけど、
防ぐ手立てはあると思うの。
好奇心や妄想心や向上心、それに感性を研ぎ澄ます、
脳に刺激を与える習慣。。。
官能浪漫小説はストレス解消にも役立ちます。

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純文学を超える官能浪漫小説

男はある女と会話しただけでイク人もいる、
バストをみただけでイク人もいる、
太ももやお尻をみただけでイク人もいる、
相手の目を見つめただけでもイク人もいる、
セックスの行為そのものだけで女をイカせると豪語する男性は、
おそらく大人のロマンスには不向きな方です。
官能浪漫小説は純文学を超える、人々を感動させる。
私はそうありたい。E.L.ジェイムズの「フィフティ・ジェイムズ・オブ・グレイ」の販売部数は世界で100,000,000部。映画でも続篇が進行中とか。私の目標は彼女です。



地球美女になるための十ヶ条。

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地球美女になるためには、試練が必要です。以下、箇条書き。

1)香りを持つこと。
2)心身共に健康であること。
3)しなやかな思いやりがあること。
4)清く正しく美しく、逞しいこと。
5)何事も公平であること。バランス感覚を磨くこと。
6)社会や未来への夢を運ぶこと。
7)プロポーションを維持すること。とくにバストには最新の注意を。ピンクリボン運動に参画し、乳がん撲滅と防止のPRに協力すること。
8)地球美女年代記を読むこと。
9)現代文明の不条理を正し、啓蒙すること。
10)人間関係での潤滑油であること。

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ようこそ美しき大人のロマンス小説へ。

官能浪漫小説五作の原作使用承ります。

各作品は映画化・ドラマ化を想定して創作したものです。素敵な作品になられるようお祈りしています。

Mariaの2016皐月賞予想。

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桜花賞より難しい予想ですね。二強から五強のイメージで、
どれから買って良いかわかりません。
ディープインパクト産駒が六頭、
ヴィクトワールピサ産駒が二頭、キンカメが三頭。。。
先週はデムーロだから今週はルメールで決まり?
でもベリーさんも虎視眈々と狙ってるかな。
桜花賞の推奨馬が十二着。見せ場はあったんだけど残念。
ずばり皐月賞の勝ち馬は、十一番サトノダイヤモンド。
一番人気と思うけれど、
大穴は人気薄の逃げ馬二番ジョルジュサンクあたり。
またヴィクトワールとディープ産駒の争いとみます。

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★紅涙の風景(抜粋:無料sample)

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<第三章から抜粋>


 美弥子はバスローブで身を包んでいた。白いパンティー。特大のブラジャー。アンナはもっと凄いんだろうな、と僕は夢想している。美弥子だって凄い。
「なに、ボーッとしてるの。今日はなんか変よ、大介。それにそのアザはどうしたの?」
「なんでもないよ」
「誰かと喧嘩でもした?」
「どこかで打ったみたい。考え過ぎじゃないの」
「私が嫌いになったの?」
たしかに美弥子は僕を勘ぐっている。僕は何となく、とぼけようとしている。一瞬、望月の件が頭にあった。
だが美弥子の存在がそれをすぐ忘れさせていた。
「またそういうことを言う」
美弥子はよく涙を流した。彼女のけなげな涙だ。僕はいつもそれに惹かれる。僕は美弥子が要求していることは、言葉で言わなくても分かっていた。僕はいつものように美弥子を癒してあげようと思った。
「来て」
美弥子は仰向けになった。いつもの情欲が走った。
 僕は美弥子の紅い局部を優しく、口で攻めていた。美弥子はあえいだ。僕の両手は美弥子のブラジャーにあった。その先端を指で擦る。美弥子はブラジャーを外した。乳首の大きさがみるみる大きくなった。美弥子は自分で乳房を呼び寄せ慰めている。
「今日は何してもいいのよ」
 僕は一目散に美弥子の乳房に、鋼鉄を挟んだ。柔らかな摩擦。至福の時だ。僕の動きで、大きな乳房が波の振動を繰り返した。僕の情欲が一番湧くときだ。一回目の白い液が胸の谷間に激流した。
 僕はしばらくして、美弥子の膣に挿入した。速度はゆっくり目にしていた。美弥子は行為の前から夢想しているように思えた。アンナのことなのかは分からない。そういう気がしただけである。
美弥子は正常位の途中で僕に話しかけた。
「ねぇ、大介…」
「何?」
「また考えごと?」
「美弥子のことだけだよ…」
「ならいいんだけど…」
僕は意識の中では何も夢想していない。美弥子は不安なのだ。なぜ?僕はこの時は美弥子だけのつもりのはずだった。
彼女は僕の意識の裏側がよく見えるのだろうか。僕は一瞬、渋谷で会った女とみどりさん、アンナの事が頭に浮かんでいた。感の鋭い美弥子は、それを見逃さなかった。
「あっ、ダメだ…」
「もう?」
僕はこの日の美弥子はいつもと違う事に気づいた。美弥子の中に僕は自分の液を出していた。力が抜けた僕は、仰向けになった美弥子を激しく抱きしめた。美弥子の心臓に耳を当てる。
僕は赤子のように、美弥子の巨大な乳房に埋まっていた。体が一体になったというのに、美弥子と僕には寂寞感があった。
美弥子からいつもの要求がない。あの積極性がないのだ。美弥子は他の事を思っている様子だった。なにか新しい世界。そのような充たされた眼をしていた。美弥子は、僕がいつでも籠の中にいる小鳥だと思っている。
これまで、僕はその状況に満足していたような気がする。でも、ここしばらくの間、僕は籠の中にいるのが息苦しくなっていた。僕は海原を飛び回る鳥になろうとしている。美弥子は、それが不安になっていたのだろう。
僕は美弥子と西田アンナとの噂は、信じないように努めていた。それが、今では、はかない思いとなりつつある。僕は美弥子は責めるつもりはない。美弥子も僕の自由を拒むつもりはないだろう。
体と体の一体感。壊れそうで壊れない、見えそうで見えない、身勝手なジェラシーを生む。お互いに不確かで束縛されない信頼感もあった。揺らいだら揺らげばいい。彼女もそう思っているはずだ。
しばらく、離れたほうがいいと僕は思った。その後は、また自由に考えればいい。男と女を本能的に感じればいいのだ。答えはそこにある。
「大介。私しばらく、日本を離れようと思うの…」
「えっ?」
美弥子はシャワーで体を流し、着替えをし始めた。
美弥子は言い出したら、後には引かない。僕は諦めてうなづいていた。
「そうだな。君がそういうなら、僕は何も言わない…」
僕には引き止める気はなかった。彼女にだって自分の世界がある。何であろうと納得がいくまで極めればいい。ぼくはそう思っていた。
「また、戻りたくなったら、いつでも戻ればいいよ…」
「大介。ゴメンネ…」
美弥子は自分を律する事が出来ないことに、苛立っている様子だった。
「僕は見送らないよ…。たぶん…」
「…」
美弥子はケータイの着信に耳を置いていた。
「あっ、私。いまから出るわ…」
 相手は女のようだった。
「落ち着いたら連絡するわね…」
「無理しなくていいよ…」
僕はそっけなく言った。もっと優しく言えばいいのにと、自分を責めていた。
突然の別れに僕は動揺し始めていた。部屋のドアが開いた。美弥子が午後の逆光に吸い込まれていた。
僕の中には、美弥子の体温だけが残っていた。

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美女のバストと究極のプロポーション。

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バストは女のシンボルであり、フェロモンとオーラの源泉になります。
美女になるには均整のとれた美しいプロポーションは必須。
ましてや巨乳の魅力を前面に出して、生涯現役の使命もあることも、
肝に銘じましょう。
キャンディ・サンプルさんは、巨乳のサイズは、均整学的には限界でしょう。
片方の乳房の8.4kg、両方の重量で16kg。
筋力とトレーニングを欠かさなかったとお聞きしています。
半端ではないですよね。。。
それ以上大きいとバストの美しさは激減する。
度を超した大きさはアンバランスとなり、バストは醜くなります。
ルックスには美しさと気品が必要ですが、
バストにもそれはあります。
バストと体全体の黄金律も存在します。


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大川慶次郎先生の直伝で単複馬券がMariaの基本。

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銀座のクラブにお世話になるまえ、競馬新聞のサポートをさせて頂いたときに、
大川先生と巡り会えました。娘さんもおられました。
全レース的中という伝説をお持ちの先生でしたが、
その情熱ぶりには畏敬の念というか、ご尊敬というか。
いまでもあたしのことを心配されているのかなぁ。。。
競馬は何が起きるかわからないブラッドスポーツ。
単複が基本です。
あなたもJRAのG1ぐらいMariaの巨乳美女馬券にお付き合いくださいな。

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Mariaの2016桜花賞予想!

今年の桜花賞は三強とか二強とか言われてますけれど、
乙女の戦いは淑女にお任せを!



メジャーエンブレムは先行差しで有利だけれども、キレがあるわけではないですね。シンハライトは勝ち方に方ハナ差が多く、追い込みが多いので展開に左右される。そこが死角ですね。割って入るとすれば、チューリップ組で能力を生かし切れなかった馬。つまり、目立たない穴馬で、あたしの推奨理由も定かにあります。かなり昔ですが、イソノルーブル(後のオークス馬)が五強での断然人気だったのですが、洛鉄で馬群に沈み、馬券には絡みませんでした。一着はシスタートウショウ、二着はチュウリップ賞四着のヤマノカサブランカで二万円台の万馬券。当時はまだ枠連だけだったのでかなりの高配当でしたね。常連のお客さんがそれを五千円買ってて、払い戻しは110万ちょっと。それまでお店にツケでお借りしていた分をまとめて支払って頂き、なおかつチップもいただきました。そのお客さんもいまは音沙汰無し。一時は事業が破綻し、今では盛り返したと風の便りで伺いました。あたしの本命は十六番のウインファビラス。巨乳美女馬券。父にステイゴールド、母にサマーエタニティー。母はオープンにはもう少しだったけれど、最後のキレが素晴らしかった。

キャンディ・サンプルズさん、163,122,69,96

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お店のお客さんで以前キャンディさんのファンクラブにお入りになっていた方がいます。私はあまり知らないけれど、バストの綿密なケアと胸の張りと美しさを維持するため、毎日筋力トレーニングをしていたそうですよ。いまでも、ご健在で、80代半ば。お元気ですよね。ハードコア、ソフトコア、舞台、ダンサーと、世の男性を虜にしてきた魅力は消え去ることはなさそうです。私のスリーサイズは、彼女には追いつけそうにもないけれど、日々のトレーニングはかかせないようにしています。




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★シークレット・ドライビング・スクール(抜粋:無料sample)

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(パンドラ・ピークスから)



 <一部抜粋>


十代の娘たちは想像力が豊かだし、独身女性のほとんどがオナニーをする。少なくても八割はやっている。
 街でよく見かける真面目そうなエリートのキャリアウーマンや教職者、修道女。由希には歩いている仕草でわかる。
「仮面もながく付けすぎていると疲れてくるのと同じ。外人の女子学生たちは年齢を問わずほとんどが経験している。みんなオナニーしてることを口に出さないのは秘密のオアシスがあるから。決して罪悪感からじゃないわ。立派な本能の生理的欲求だから恥ずかしがることなんかないのよ。ほんとよ」
 と由希はメールマガジンのホームページで彼女達たちを励ます。ネットでの悩みの告白は真実そのものだ。
 メールを読むだけで独身の男たちは由希を犯しまくる想像に強いられる。既婚者は途中で射精する。
 奥方とのセックスは不能となる。由希はその男をいつも面白がる。由希の存在は沢田でなくても全ての男たちの情欲をいつも激しくそそる。
 由希は子供が出来にくい体質だ。沢田と出会う前だ。女子大の3年の頃、妻子ある産婦人科医と合コンで知り合い不倫をする。妊娠をして女児を出産したが原因不明の突然死でわずか1ヶ月で他界する。
 普段でも目立つ乳房は母乳を生産しているのでホルスタイン級に増幅する。方々から男の視姦を浴びてしまう。
 母乳は1年間止まらない。このとき由希は不倫相手の三田から子供が出来にくい体質と教えられる。それまでおとなしい性格の由希は開き直る。
 人が変わったように明るくなり活動的になる。すべての男達を受け入れ銀座の夜の顔になる。容姿も器量も磨き眩しくなる。
 店の常連客は由希の体に群がろうとした。由希は厳しく男達を選別する。男をみる眼もすっかりと板に付く。
 120センチにふくれあがったバストの中は、母乳がたまりにたまって時折痛くなる時がある。乳房炎だけは避けたい。母乳が止まるまで30人ほどの男を利用する。
 初めて相手をした客は有名企業の創始者だ。噴水のような母乳シャワーとパイズリで男は気が狂いそうになる。後日、その男は大往生となる。その噂は伝説となっている。
 たしかに由希は数多くの男たちにいつも妊娠を迫られていた。愛人として。一流企業の役員や大学の教授、大物代議士。
 銀座の高級クラブのナンバーワンともなると彼らの絶好の餌食になる。日本の中では多重結婚はご法度だから彼らは別の方法を探る。男たちはそのエレガントな巨乳から飛び散る母乳を飲み干すことを狙っていたのだ。
 家族を守らなければならないことやスキャンダルを嫌う立場では、結婚など出来るわけがない。必死の由希の抵抗に彼らはあきらめる。そのかわりに彼らに思い出を作らせてあげる。
 法外な値段でのパイズリ、太ももズリ、ふくら脛ズリだ。男たちにとってそれらは性器と同類になる。
 その後彼らは現実には体験できない官能小説や裏ビデオ・成人映画、痴漢行為の世界で求めざるをえなくなる。
 実際、電車などでの痴漢行為は自殺行為とよく由希はいう。
 男は頭が良くないから気づかないのよ。だってそうでしょ。せっかくの気に入った女を前にして想像力が働かないのよ。想像力は大事よ。と由希は沢田によく叱咤する。
 由希は沢田と行為をする場合、時と場所は選ばない。そして沢田の面倒をよく見る献身的な女だ。由希が両手で重い乳房を掴み自分で乳首の先端を可愛がる。サービス精神は旺盛だ。その巨乳オナニーをみながら沢田は股間の摩天楼が硬くなるまで待つ。
 由希が仰向けになって沢田が楽にパイズリしやすいように位置を整えてやる。由希の巨大な乳房は生理の週になると一段とその脹らみが増してくる。バストトップは十センチも増えて百二十センチもの爆乳と化す。巨乳の青い血管がさらに増えてくる。
 そのころの由希の乳房は沢田にとっては情欲の女神に見える。巨大な胸の谷間を沢田のペニスが激しくピストン運動をする。二人の至福の時だ。由希が失神するまで狂ったように沢田は犯しに犯しまくる。胸の次は太ももが狙われる。由希はこっちの方に性感があるようだ。
 あえぐ由希の表情が沢田の精液の生産量を倍化させている。巨大な胸の山脈で沢田の鋼鉄の棒は途中で止まる。
 ホルスタイン牛のような白い双丘が波をつくる。オルガムスが近づいてくると紅い乳首が沢田の口までとどく様になる。実物のホルスタインの大きな乳首を口撃でいかせた事もある沢田の技術は相当なものだ。ほとんどの女は必ず落ちる。上品な美形の顔立ちが由希自身の乳房の波で激しく打たれる。
「もういけないわ、いけないわ、そこはダメよ、ダメ・・・」
と由希が目を潤ませて言う。沢田は由希がもっと激しくと要求するいつもの口癖だ。普通では考えられない光景だ。
 三百CCの沢田の精液が由希の胸の谷間を激流している。その川が由希の顔に流れを向ける。
 二つの丘が白い風景に変わる。二人はその精液を瓶に詰める。極秘の商品化であるものに使うためだ。
 最終的には由希の体を被いつくす。一度シャワーで洗い流す。
 二人はまた激しくそのことを繰り返す。沢田は三回ぐらい続けても精液の量は変わらない。
 子供が嫌いな由希は妊娠しない保証があれば恥丘にも沢田のこん棒を受け入れる。由希は見事な胸の発達を歩んできたが、自分でもその原因は分からない。
 日本人は胸の貧弱さに西洋女性にかなりのコンプレックスをいだいているといつも想っている。

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★フレグランスの恋(抜粋:無料sample)


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<学園ミステリー>


 真理亜の突然の休みでH美術大学のアトリエ内では混乱していた。ウェブデザイン科の水沢明彦は学内では変人で通っている。その天真爛漫な性格は女学生には受けている。
 いわゆるムードメーカーだ。亜希子と明彦とは姉弟的な雰囲気でもあった。亜希子の気持にはそれ以上の感情はない。
 長髪にサングラスの明彦はいつもニコニコと言いたいことを容赦なく人に話しかける。以前フットボールで鍛えた見事な体格の一部始終はだれも目にしたことがない。ユーモアに富んだ彼の存在感はみんなが認めるところだ。人の良すぎる点以外は。
 心情的に損や得の計算ができない性格なのだ。駆け引きは一切考えない。就職などどだい無理な話だ。要するに世渡りは苦手とみえる。三年先輩の文也とも少し似ているといわれる。
 政成たちが心配そうに話しかける。
「真理亜ちゃん、どうしたんだろう。今日は来るのかな・・・」
「さぁ、こないかも・・・」
「困るよ。今日課題の最終日だよ」   
「樫田教授、寸評に来る日だろ・・・」
「真樹ちゃん。千里さんに聞いてきて」
 教務室にメールで連絡が入っていた。
「今日はパスだって・・・」
「えーっ・・・」
 アトリエは騒然とする。ニセ学生は四人いたが彼らも肩透かしをくらってしまう。
「どうする?」
「今日はやめだな・・・」
「でも、一日モデルがいないんじゃ・・・」「それもそうだな・・・」
 みんなは最後の仕上げが出来ない。
「教授が今日は各自別の課題習作をやるようにだとよ。明日真理亜ちゃんがきたら、考えるってさ・・・」
 一茂が野永助手から連絡をうけたらしい。「じゃ、適当に何か描こうかな・・・」
「描くと言っても何をかけばいいんだよ」
 政成がいつになく穏やかではない。
 明彦はこの日デザイン科から鉛筆デッサンでオープン参加だ。イビキをかいて朝早くからアトリエの隅で寝ている。前日の合コンで飲み過ぎたらしい。
 ニセ学生たちも呆れている。 彼らはモデルが来ないからといって帰るわけにもいかない。下手には動くわけにはいかないのだ。本学の学生が制作以外に目を向いているから彼らはどこの科と聞かれる可能性があるからだ。
「困ったな・・・」
「困ったわね・・・」
 打開策を考えているものがいる。意地悪好きな政成だ。小声で一茂に話している。アトリエにいる全員にも伝わる。明彦以外は。
「そんなこと。彼に悪いわよ。よしなさい」かおりがバツわるそうに政成にいう。
「だぁいじょぶさ。まかせな・・・。あいつも人がいいから・・・」
「わたしも反対よ・・・」
 和美や佐和子をはじめ過半数を占める女性陣に咎められる。
「でも、一度視てみたいだろう?」
「いやよ・・・」
 かおりは以前から明彦とつき合っているが男女の関係ではない。興味はあるが。いやよと言いながら目は潤んできている。他の女性陣も同じだと政成はみている。
「教授には内緒だぞ・・・」
 みんなはしかたなく?相づちを打つ。
「あいつに当たるようにアミダをしようぜ」「でも、わたしに当たったらどうしよう」
 真樹が言う。
「わたし、あんまり制作意欲かき立てるような体じゃないし。ヌードはいや・・・」
 かおりも反論する。
「女の子はナシだ。やらなくていいよ」
 明彦がようやく目を覚ます。政成が事情を説明する。まさか自分が当たるとは夢にも思っていないようだ。
 かおりは少し興奮している。
「かおり。だめだ・・・」
 かおりが明彦に耳打ちしようとすると政成が首を横に振る。
「なんだよう。さぁ、はじめようぜ。誰に当たるかな・・・」
「相変わらずノー天気だな。アイツ・・・」 みんなも呆れている。
 男子十人がアミダをする。明彦ではなく博志に当たりそうになる。みんな首を振る。誰もがきゃしゃな博志のものは視たくもないと言うような顔をしている。明彦がよそ見をしているうちに政成はとっさに線を一本引く。大当たりだ。 
 明彦が大声で叫ぶ。
「うわぁ、そりゃないよぅ・・・」
 みんなは拍手喝采だ。恐ろしい事件はみんなの目の前に迫ろうとしている。予測はできない。人のいい明彦は事情がまだ飲み込めていないようだ。安易に考えている。
 女子学生たちは眼の視線をどこに定めようか思い悩んでいる。
「明彦。じゃぁ、はじめてくれ・・・」
 政成も同性のわりには紅潮している。
「わかった。コスチュームでいいんだろ?」「コスチュームだと?」
「だってそういう約束じゃん・・・」
「何言ってんだよ。フルだよ。フル・・・」「おい、冗談だろ?そんなこと・・・」
 かおりも他の学生たちも、ニセ学生たちも内心期待をしている。男のヌードモデルは、経験がないからだ。
「しょうがねぇな。知らねえぞ・・・」
 明彦は表向きには自信なさそうな態度だ。明彦がかなりのナルシストであることはまだ誰も知らない。
 着替え室で明彦は衣服を脱ぐ。窓からは太陽の光線が眩しい体を被っている。
「おまたせ・・・」
 アトリエに異様な雰囲気が漂った。
「私・・・・風に当たってくる・・・」
 かおりは機嫌が悪い。明彦の裸体があまりにも刺激的だからだ。自分だけの世界が他人にもさらけ出されようとしていたからだ。他人と明彦を共有するなどもってのほかだ。ジェラシーと言えなくもない。明彦の小麦色の厚い胸板、腰の曲線、異様に発達した脚部はアトリエに閉じこめられた彼らを虜にしている。
 女子学生は驚嘆しながらも、我慢をしながら何喰わぬ顔をしている。
 着替え室から明彦が顔を出す。その前に体の中心から鋭い鉄柱がはみ出ていた。
(えっ、うそでしょ?)(すごいわ・・・)(・・・・・・)
(どうしよう・・・)
(バカか、あいつ・・・)
(ほんとだよな・・・)
 政成や一茂たちも異様な光景に戸惑っている。なんだこれは・・・。やめときゃよかったというような顔をしている。
 小野和弘、野添早紀、脇坂純子、有吉聖一の四人はニセ学生だ。
 彼らも明彦のヌードに目を奪われている。だが、もう遅すぎた。
 ミケランジェロのダビデ像と同じポーズをとることにした。みんなの意見だ。
「これでいいのか?」
「・・・あぁ、いいよ」
「そんな感じよ・・・」
 みんなの話ぶりがいつもと違う。明彦は、いつもの笑顔だというのに・・・。
 かおりが戻ってきた。
「うっ・・・・・」
 いくぶん嘔吐気分だ。真樹とひかるは平然としているふりをする。
「あなたたち、平気なの?」
 三人は表に出る。
 温かな陽光が気持ちをすこし和らげる。
「かおり。あなた明彦の視たのはじめてじゃないでしょ?」
「何言ってるの。そんななかじゃないわ。みんな知らないの?
 彼の本命は亜希子さんよ・・・」
「あのモデルの?」
「でも、ここしばらく来てないわよね」
「そうね・・・」
 かおりは溜め息といっしょに片思いの風情もみせている。
 ひかるは結構観察力に鋭いところがある。自分の局部も鏡を見ながらリアルに描ける力は誰もが認める。ただ、リアルすぎて鑑賞には堪えない。本人も言っている。
「でも、なに、あれ・・・」
「すごいわね・・・」
 噂は女子学生に口コミであっという間に構内に広まっていた。
 アトリエの回りには窓越しでみているものもいる。
  困ったもんだと明彦も自信の笑みを浮かべる。ナルシストの表情だ。
(だから、いっただろ。後悔しても知らねぇよって。でも、困るんだよな。外から覗くのは・・・。ローマのコロッセオスタジアムにいる感じになって来るじゃん。ローマの剣闘士に見えるかい?おい、そんなに見つめないでくれよ・・・)
 タイマー音がなる。ワンポーズは二十分が限度だ。立ちポーズは結構体力が必要だ。
 真理亜も亜希子、それにアンナも早苗ちゃんもよくやっているなと明彦は感心する。
 アンナと早苗は別棟のアトリエでダブルポーズだ。二人でやっている。みんな持ち場をはなれて見に来ている。アンナと早苗も隠れるようにみている。
 早紀と純子は手が動いていない。じっとみているだけだ。他の学生たちは、たぶん構図を考えているんだろうとしかみていない。
 彼女たちは興奮しているとは誰も思ってはいない。ふだんは経済専攻だから、デッサンしようにもすぐ描けないのだ。真理亜がモデルだったら絵の具を使うので何とか体裁は整えることができたのだが・・・。
 五分休んだら二回目のポーズだ。明彦は足の位置とポーズの形を確認する。
 政成がオーケーの合図をする。 
 明彦に突然魔が差しはじめていた。無意識の彼の想いは誰も知らない。窓の外でも本学の学生たちが盗みデッサンをしている。この日は一日だけの超人気課外授業だ。そのことは教務室の野永は知らない。朝から自主授業となっていたからだ。
 ポーズをしながら明彦は亜希子のことを思い出していた。無意識にやって来る男としての衝動を覚えた。
 森の中にいるエイリアンが眠りから目覚めている。長さ四十センチの生き物がゆっくりと動き始めた。青い大理石の塔がどんどん肥大してくる。そして鉄のように硬くなる。彼女たちの目の前に迫ってきた。十センチは確実に大きくなっている。百八十センチの身丈からはどうみてもアンバランスな形態だ。
 女子学生たちは始動する前の姿だけでも驚愕していたが、また新たな世界が現われてきたのだ。内緒で唾を飲み込んでいる。
 女子学生たちは、ゆっくりとバージョンアップしていく塔の様子を見つめている。みんな唖然としている。
 彼女たちはさっそく家に帰ったら部屋の中に閉じこもるのは目に見えている。
 決してそのイメージからは逃げることは不可能のように思える。
 政成も一茂も声が出ない。腰を抜かしている女の子もいる。最悪の状況だ。その塔の角度は最高値に達する。平行どころではない。そこから更に四十五度も明彦の顔に向かってきているのだ。(なんてこった。まずいな・・・)
 明彦にはどうすることもできない。
 普通の女の子だったらすでに大声をあげているところだ。女子学生達は我慢して息を殺しているようにみえるが、みな気持ちの中は混沌としている。
 時折コブラのような目は辺りをみまわす。わずかな振動でもおおきく反動で揺れている。時間がすべて止まっている。アトリエの中はそういう感じだ。
 一見、明彦は申し訳なさそうな態度をとっている。
 常識的には険悪な雰囲気が漂いそうだが、明彦の隠し事をしない明け透けな性格にみんなはホッとしている。
 ひかるだけはものすごい集中力でどんどん枚数を重ねていく。五十枚は下らない。速くめくっていくと動いているように見える。まさに動画のアニメーションのようだ。一度ずつの角度で動きを正確にとらえている。
 ハイスピードのラフスケッチだ。
 早紀は手首と指を自分の股間に挟み込んでいる。濡れた手をタオルで覆っている。
「すげぇだろ、みんな・・・」
「あほか・・・」
 一茂が笑いながら言う。
「ほんとよね・・・。フフフ」
「ははははは・・・・」
 爆笑の嵐に明彦も内心安堵している。
「政成、このやろう・・・」
 明彦は笑いながらアトリエの中で政成を追いかける。エイリアンはその都度、激しく揺れている。時にはニセ学生の早紀と純子の口にニアミスをする。
「いやだ。何よ・・・」
 この夜、間違いなく早紀たちは眠れぬ森の淑女となる。
 まさにニュー・フェイス誕生の日だ。 
 特異な状況はワンポーズだけであった。外から見ている者もカルチャーショックを受けている。誰もが放心状態でアトリエを後にした。
 野永千里がアトリエの鍵の確認にきていたが、驚いた様子だ。誰がモデルかすぐわかった。明彦にひそかに抱いている自分の心にも気づき始めていた。
(私も見たかった・・・。個人的に・・・)「おい、明彦。みんなでメシいこうぜ」
 政成が声をかける。
「そうだ。そうだ。ついでにスター誕生のお祝いでもしなくっちゃ・・・」
「そうね。そうね・・・」
「よし、会費集めるぞ。一人二千円だ」
「明彦は体で払っているからな。
 今日はいらないよ・・・」
「ひやかすなよ。もうやらねぇぞ」
 ニセ学生たちも紛れ込んでいた。

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<某官能長編小説:第一章:抜粋>


 貴子を虜にする早雲の魅力はどこにあるのだろうか。自問自答しながら思い巡らせていた。あの七十五歳にしては信じられないほどのあの肉体。華麗なテクニック。やさしいささやき。経済力。野心。他の女たちも彼に引かれるのもわからないではない。
 光夫とのセックスレスも絵美の出産以来続いている。早雲には五十代のころ先代夫人を病気で亡くしている。いまでは貴子を含め五人の女が取り囲む。間にもうけた子は十人にも上る。生活や愛情はこれまで平等を通してきているようだった。貴子と関係を持つまではそうであった。
 あれ以来、他の四人の女達の結束が堅くなったようだ。バランスが崩れたのだ。遺産相続への彼女たちの思惑がジェラシーで埋め尽くされている。貴子にはそう思えた。
 屋上のスイートルームに入った。貴子と早雲専用の部屋だ。だれも入れない。およそ百坪はあるだろう。四十畳のリビング。部屋は五室ある。大理石仕様のバスルーム。十畳はある。貴子のいない時は金髪の若い美女がよく来るようだ。モデルらしい。名はあえて聞かないことにしている。包容力のある女とみられたいからだ。だが、今日は早雲といっしょにくるらしい。それで、貴子はくるときから妙に落ち着かなかったのである。
 コッコッとノックの音がする。
 早雲と女があらわれた。彼女も事のいきさつを知っているらしく日本語もうまい。身元は早雲しか知らない。
 早雲は派手な旅行客の変装をしていた。五十歳代にはみえる。光夫も案外変っていたが格がちがう。年がいもなくちゃめっ気があてしかもダンディーとくる。見かけはいい。たしかにもてるわけだ。
「ハウ ドゥユドゥ。ナイスミーチュー。
 ハジメマシテ」
「しばらくだったな」
「ええ。そうね」
 早雲には貴子の控えめな清楚さがいたって気に入っていた。男の欲情をそそるのだ。
「ワタシ、リンダ・クラーク。
 ヨロシクネ」
「貴子です」
 名前しかいえない事情もある。
 元大学講師ののリンダはハーバード出のインテリである。いまは高級クラブでダンサーをしているらしい。なぜこのようなところにいるか貴子には理解できない。早雲にはなぜか彼女のいいなりになるところがある。わけがありそうだ。早雲と同じ百八十センチ丈のグラマラスな肢体は貴子の比ではない。
 貴子とリンダは早雲の差し出したジンフィーズを飲みほした。気がつくとリンダの眩しい肢体は、腰のくびきまで伸びた金髪といっしょに貴子の身体をしっかりと突いていた。貴子の身体の中がとろけだしてくる。二人の眼の奥底から炎がともった。意識がぼやけている。リンダと貴子は激しく目配せをする。 早雲はさきにシャワーを浴びて大型のをウォーターベッドで横になり遠くの海を眺めている。リンダは貴子のドレスをはぎ取る。貴子のジョーンブリアンの肌は三十代半ばにしては若い。脚線美はリンダのしなやかさとは違う存在感があった。白と薄桃色の裸体が交錯している。
 リンダはその薬には、かなりなれているようだった。
「ビヤクヨ」
「媚薬?」
「ソウ」
二人でシャワー室にはいった。
「おねがい、ゆるして」
「ダイジョブ。ダイジョブヨ タカコ」
リンダも貴子も理性はすでになかった。貴子は思いきりリンダの胸を揉みしだいた。マシュマロのような感覚。リンダは貴子の中心に指を構えた。貴子の張りつめた柔らかな声がリンダをつつむ。広いバスルームで二人は横になった。気持ちの良いシャワーが四方から祝福している。
 早雲は二人の餌食になっていた。両手と両足をヒモで縛られた。早雲が望んだことだったのだ。貴子は今何をしようとしているのかわからない。普通の自分にはもどれない。いやこれが普通の自分なのかもと言えなくはない。不安だった。
「オーッ」
 早雲の悲鳴がとどろく。リンダのムチが大男の胸板を急襲した。そして、腕や足。モニュメントはその都度大きく揺れ影を誘う。
 リンダのサディズムは増幅している。早雲のマゾヒズムも加速している。貴子は早雲の弱い一面をみて安心している自分が怖くなっていた。
 ものすごい音がルームにひびきわたる。
 早雲は失神状態にいた。そのモニュメントは見事な超高層ビルの高さを誇示している。 合体は突然リンダの郷愁を誘った。じっとそれを見つめながら生まれ故郷の摩天楼の街並みを思い出している。二十歳の頃のフィアンセとの突然の別れがそうさせているのか。いまでもあの湾岸戦争への憎悪がそうさせるのか。なぜ志願したの・・・・マイケルとの死別がリンダの未来をすっかり変えてしまっていたのだ。熱気が広いルームの隅々までゆきわたる。それぞれの肌の色が美しい。リンダのパール色の肢体と腰のくびきまで伸びた金髪。貴子の淡い薄桃色の肌。くり色の髪。大男の小麦色のたくましい身体とモニュメント。リンダの胸が貴子の恥丘と背中を駆け巡る。美しい日本人女性へのコンプレックスがリンダを襲った。ときおり解き放たれる高貴な香りがたまらないのだ。貴子はリンダに逆襲する。早雲のモニュメントによじ登り身体の真ん中にそれを迎えた。リンダが倒そうとしても反動で元どおりになる。もう一度というのでしかたなく貴子はポジションを譲る。早雲はこの二人の天使たちのいたずらには平気のようであった。過激な老人の力は度を越えている。
 いつの間にか朝になり、貴子はリンダがいないことに気がついた。正気にもどったようだ。わけは分からないが、去っていったようだ。早雲を問い詰めるのはよすことにした。


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<第一章からの抜粋>


 僕は原稿を書くノートパソコン以外にはうといのである。街や電車では、誰もがケータイと睨めっこの光景が目立つようになって久しい。 僕には異様に見えている。逆にその人の行為には面白さを感じることもある。ケータイには監視的な役割もあるように僕には思える。刑事事件では、メールの交換データが解決への糸口になるという。全ての通信傍受は知らないところで捉まれている。ケータイが便利そうでも、僕は監視されるのが厭なのである。ケータイはそのうち、人間の行動全てを把握するようになる。プライバシーなどは全てなくなり、地球の周り全てが丸い檻となる。それは動物探査機の役目も果たすだろう。僕はデジタル社会は格別便利だとは思っていない。
人はアナログ志向が一番いいと思っている。このところ、IT社会の弊害も目立つようになった。望月はお前の考え過ぎだよ、ばかばかしい、そんなこと考えたって一文にもなりゃしないぜ、などと口を酸っぱくして言われたばかりだ。でも僕には、どうしてもケータイはわずらわしいのだ。持っていても、いまだに使うのを躊躇している。
 後日、僕は気が進まないが、望月の家へ美弥子とお忍びで行く予定を組んでいる。
美弥子の人気は、今のところ安泰のようだ。レギュラーは週に五本はある。
後輩たちにとっては憧れのキャスターである。美弥子は、アイドル歌手の西田アンナとペアを組むようになっていた。
 デビュー当時、沖縄生まれのアンナは薄幸を売り物にしていた。沖縄基地の黒人米兵と日本人の母をもつアンナは、その癒し風の美貌と豊潤な体で若者を魅了していた。アンナの父は今では出世して、本土のペンタゴンに勤務している。母も渡米している。アンナは時々会いに行くという。彼女は米国プレイボーイ誌のプレイメイトガールになったほどである。体つきは美弥子とあまり差がない。
 アンナは僕より二歳若いが、当時は男たちのオナペットとして、一世を風靡していた。僕も彼女に、はまっていたその一人である。自慰は痛くなるまで繰り返していた記憶がある。僕が美弥子と関係する少し前のことだ。
 アンナは突然アイドルを引退し、都内の私立大学に身を隠した。それまで芸能スクープの餌食の毎日であったが。四年間の沈黙の後、米国に留学。留学中は男性誌のモデルもつとめていた。三年前に帰国し、報道キャスターとして再出発している。まだ、独身である。僕には洗練された彼女が眩しく映っていた。   
 近頃は美弥子との同性愛が女性雑誌で、取りざたされている。それほど互いに惹かれあっているようだ。噂だけが独り歩きする。取材は憶測だけの虚構の世界を作る。
 美弥子とアンナのことは、事実かどうかは僕には分からない。美弥子はそのことは、僕には話さない。興味はあるが僕には干渉する気はない。
 美弥子が部屋を出てから、僕はテレビをつけっぱなしで寝ていたようだ。
 早朝の六時だというのに、美弥子の体力にはいつも驚かされる。
未明の三時頃には、僕は美弥子の悩ましい胸や股間に顔を埋めていた。僕は美弥子と一体になっていた。
 女に犯される快感。女に攻められる幸福感。今の僕は女を無償で支援するために生きている。ぐうたらなヒモ男だ。それに近頃は、夢想と一時的な記憶の喪失をなんとなく覚えるようになった。都合の悪い事は忘れるようになった。曜日の感覚もおぼろげになる。睡眠不足が長く続いているせいだろう。
 女に虐げられ、そして女を癒す。男なのに女になりたい願望。男としての欲情。壊れかかったアンバランスな感覚。特異な性器の存在。それが僕の基本になっていた。マゾヒストの最たるものだ。僕はそう思っている。思っているというよりも、そう感じるしか今は術がないのである。
 水泳で鍛えられた彼女の肉体は、衰えるどころか日増しに逞しさを誇示していた。どこからそういう女の精力が出てくるのかは、僕には理解出来なかった。
 美弥子は三十五歳になった。僕とは中学から大学の途中まで一緒であった。
 彼女の肌の艶やかさ。奔放な性格。情欲を生ませる清潔感。健康的な肢体。長い黒髪。白い肌。大きな胸。美形で上品な顔立ち。若い娘たちとは遜色がない。昨夜の彼女はそれを証明していた。
「大介。私って、人面獣心なのかしら?」
「何だよ、それ…」
「いま、私、獣になっているの…」
 僕は美弥子の言った意味を察していた。
 僕の舌は、いつものように、美弥子の恥丘を目がけていた。TV局の隣にある高層階のホテルでは、同業者の客が多い。
タレントや業界人の唯一の隠れ家となっている。
「大介のそれを貰ってから、仕事に行くわ。だから思いきり私を突いてきて。そうじゃないと私。駄目になりそう。私、今日一日、生きていけないような気がするの。お願い。無理を言ってゴメンね」
 僕は美弥子に頼まれれば、断わるということは出来ない。女の涙には弱い。
「大介。お願い、急いでちょうだい。刺激が欲しいの。後ろからお願い。ほんとに後ろからだけよ。上と下両方にしてね。でも、今日、前は駄目よ。時間がないの。したいだろうけど。ゴメンネ…」
顔立ちからは想像できない口振りである。美弥子は自分の胸の膨らみを指差した。美弥子は、自虐的になる自分によく陶酔をする。
「うん、わかった…」
 美弥子はすぐ四つん這いになった。ベッドのシーツは、豊かな乳房に押し付けられた。美弥子の顔と両腕が乳房の膨らみで宙に浮く。
美弥子の手慣れた自慰で、すでに膣の中は濡れていた。僕を受け入れる準備は万全の様だった。美弥子は後ろからお願いと執拗に要求してくる。
 僕は、美弥子に忠告をした。
「美弥子、いいのかい?今日は普通にしたら?」
といったが、美弥子は
「何を言ってるの。私、壊れてもいいぐらいなの。なんでもいいから、
早く、早くして」
と美弥子は譲らない。声を荒立ててきた。
「痛くなったら遠慮なく言うんだよ…」
美弥子は相づちを打った。
美弥子は後位でのアヌスでの痛さは、一度で懲ているはずだ。膣への挿入ならともかく、別のところとなると話は違う。
僕だってアヌスはあまり好きではない。だが、美弥子の大きな尻の塊は情欲を生んでいた。僕はたまらず美弥子のお尻に顔を寄せた。美弥子の香り。
 僕は彼女の要求通りにした。
僕の太い鋼鉄は美弥子の膣の中に深く侵入した。
美弥子はぐんぐん声を荒くしていった。美弥子の腰が痙攣をはじめた。
「大丈夫?」
僕は美弥子にささやいた。美弥子は無言で耐えていた。美弥子は、
「あそこにも…」
と言った。僕はそれを抜いて、アヌスにも一度だけ挿入した。
美弥子は我慢が限界のようだった。僕の大きさではやはり危険に思えた。美弥子の体は必ず壊れる。僕は察知して、それをまた通常の位置に戻した。
 美弥子は捨て身で、侵入した先頭部を膣で締めつけた。僕も痛いと声をあげた。激しく吐く息。オルガムスが美弥子を支配していた。僕の白い液が美弥子のなかに激流する。しばらくして、それが交接部の入り口まで逆流していた。
それでも固い鋼鉄は、凄まじい往復運動で、激しく美弥子の局部を突きに突いた。美弥子はイク時はいつも無言であえぐ。首を振りながら放心する。女はオルガムスを感じる時には、余裕のある言葉は吐かない。美弥子はギリギリまで眠りつづけた。
 美弥子とのこういう関係は十代から続いている。共に絶頂を極めるのは難しい。美弥子は僕が彼女の一部だと錯覚している。僕自身もそう思っている。僕もそうだが、彼女も思い込みが激しい。女は勝ち気な性格でないと、この世界ではなかなか生き残れない。

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 僕は二人が本当に病気だと思い込んでいた。条件反射かどうか分からないが、とうとう兄の寝室に押し入ってしまった。その時兄と佐和子さんはあらわなままでいた。佐和子さんは、白い胸を揺らしながら仰向けに寝ている。幹夫さん、幹夫さん、と佐和子さんは叫んでいた。陶酔した彼女の顔をみて、僕は不思議な感覚を抱いた。それまで抱いた事のない女の世界があった。
 彼女の汗がベッドのシーツに沈んでいた。佐和子さんと僕の目が微妙に合ってしまう。僕は近くまで忍び寄った。兄は目を瞑りながら行為をしていたから、僕にはしばらく気づかなかった。兄は彼女の白い胸に顔を埋めている。佐和子さんの股間に激しく腰を押し付けていた。僕はその時、二人はアクメの最中だとはまったく判らなかった。目を瞑りながら、僕は立ちすくんでいるだけであった。兄が気づいて怖そうに僕を睨んでいた。
おい靖夫、見てんだよう、ガキのくるところじゃねえんだよ、早くでていけ、と兄に言われた。それまでいつも優しかった兄は、その日に限って冷淡であった。
 いつもの兄の顔ではなかった。佐和子さんが失神しているとき、僕は素っ裸の兄に激しく叱責されていた。僕は思いっきり顔を殴られた。そのあざはいまでも消えていない。心の痛みも。兄が亡くなる一週間前の事である。
 佐和子さんはそのことは知らないはずである。殴られたのは部屋の外でもあったし、だいいち彼女は性行為の疲れで、安らかに眠っていたからである。兄はそれ以降、僕とはあまり口をきかなくなってしまった。兄は知らないところですっかり豹変してしまっていたのだ。兄はマリファナを常用するようになっていた。検視でそれが判った。二人の夜の行為は、僕が大人の雑誌に目を通すきっかけを作っていた。アクメという言葉を知ったのは、それから後になってからである。僕は男女に関する本を読み漁るようになっていた。だが、それは少年にとっては苦痛でもあった。女に関する情報をいくら頭に詰め込んでも、少年の想像力などたかが知れている。僕の貧弱なイメージだけでは限界だった。
明子が産まれて以来、佐和子さんは育児や二人の夫婦生活に疲れきっていた。兄が以前の女たちと、再び関係を結びだしたのである。彼女が妊娠してお腹が目立つようになってからだ。兄には佐和子さんが妊娠して以来、夫婦の関係を築けないもどかしさもあったのだろうと思う。結婚前はプレイボーイの名を欲しいままにしていた兄は、世帯を持つようになってからは生活は地味になっていた。僕には理想的なカップルに見えていた。だが、佐和子さんは兄の動向がいつも気になっていたようである。僕には時折、本音を吐いて憂さを晴らしていた。貞淑な佐和子さんにとっては、兄の浮気は許しがたい行為だったのである。
 僕の想像だが、兄にとっては、出産間もない佐和子さんとの夫婦生活が出来ないもどかしさがあったのだと思う。僕は育児に懸命な佐和子さんが微笑ましく思っていた。兄への妻の役目どころではなかったらしい。兄は明子が生れる前から、家を空ける事が多くなった。毎月の給料も必要最低限しか渡さなくなっていた。それでも、佐和子さんは献身的に妻の努めを果たそうとしていた。二人の夜の行為は月に数える程度になった。
 兄の初七日が終わり、僕は熱を出して寝込んでしまった。佐和子さんは明子の育児のかたわら、僕を看病してくれていた。風邪ではなかった。今想えば、生前の兄と佐和子への気遣いが、少し重荷になっていたのかもしれない。熱は三日三晩続いた。佐和子さんは、僕が風邪だと思い、子供に移るといけないわね、と言い、僕と添い寝をしていた。

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<第二章から抜粋>

 夢の中では亜希子は七色に輝くやわらかな絨毯の雲に乗っていた。ディズニーの描画の世界には入り込んだような感覚で、島の風景を見ている自分が見えていた。
 そこはある小さな独立した楽園のようでもあった。いつの間にか小高い丘の上に立っている。立ちすくんでいるところは、島の端の方である。
 ダリやワイエスの絵に似た世界がそこにはあった。亜希子は至るところで清楚な妖気が周りに漂っているのを感じた。
 島の両側には白桃色の渓谷が、芳香な清水を湧き出している。
 その突き当たりには新緑の森があり、岩山の中には赤い生物が潜んでいる。亜希子は流れ出る白い激流に眼を奪われている。
 そこを上り詰めていくと、広い扇状地のような草原に出ていた。その草原からは巨大な二つの山が見えている。頂きには赤くて円形状の建物がピンクの絨毯を敷き詰めてそびえ立っていた。
 その建物は青白い淑音を奏でていて、山の麓まで湧水を不規則に流下させている。
 亜希子は、その大地の中からの甘美なざわめきを耳にしていた。山の向こう側にはこのゾーンを支配する強じんな女神が住んでいるという伝説を信じている。
 何億年という遥か昔イグアノドンのDNAの一部からすでに譲り受けていたような気もしていた。
 亜希子はその征服者の存在を確かめてみたいという焦燥の想いに駆られている。
 亜希子は早速その地を目指した。最初のなだらかな渓谷は何とか越えることができそうだった。そこからは起伏のある山脈がジャングル・グリーンの森で支配されている。
 途中で道に迷ったらしい。亜希子は食糧は持ち合わせていない。喉の乾きがすこしずつ限界に近づいてくるのを感じている。少し歩いた。音が聞こえてくる。ローズウッドの岩山が叫んでいるように見えた。
 そっと覗いてみた。その柔らかな塊は縦に長い菱形状でできている。大人が三人はいれる程の穴が二つほど並んでいて、中央上部には大きな生き物のような軟体動物が優しそうに亜希子をとらえた。
 そのアメーバ状の生き物は高貴な舞いを誇示している。亜希子は歩けなくなるほど喉が乾いていた。デッドロック状態になった。
 やっとその軟体動物からでている半透明の白い水をむさぼる。量が足りないので亜希子は再度それを手にとり舐め回しながら吸い尽くす。突然、芳香が周りの風景を変えた。
 大地が揺れ動く。岩漿の響きが空のかなたへ翔ぶ。
 振動がおさまった。亜希子はようやくそのエリアを通り抜ける。
 やっと野原にでる。広い庭園がある。そこでは若くて美しいシスターたちがいた。白人・黒人・日本人・中東人。多くの子供たちと遊んでいる光景を目にしていた。誰もが大きな帽子を纏っている。
 彼女らの顔の判別はできそうにもない。シスターたちは子供たちがお腹がすいたというので、汚れのない豊かな白い胸をあらわにして、甘い香りのする緋色の乳頭を淑やかにくわえさせていた。
 その栄養をもらった子供たちの体内。確かに流れ出ていくのがエックス線写真のように鮮明に見える。
 亜希子はその養分が少しずつ人間の形になっていくのをじっとみていた。
 そのかたちは真理亜の姿に変身していた。時間が激しく曲がって回りに回る。
『もういい加減にしてよ。なんなのこれは。夢なのかしら?真理亜、はやく私を助けて。お願い。私はそんなの観たくないわ』) 
「おかえり」 
 亜希子は半眠状態で真理亜の名を小声で呼んだ。バスルームには真理亜の影があった
 それは夢ではなかった。
 亜希子は胸の奥が震えた。真理亜の姿がパノラマの映画のように亜希子に迫ってきていたからだ。現実のスィートスポットだ。
 熟睡後の清涼感が亜希子にはあった。
 湯舟の鏡面に映える清澄な真理亜の肢体に酔いしれていた。
 彼女は寂莫な想いに駆られている真理亜を眺めていた。
 レモンの香りがその周りに無数の小惑星のように漂っている。亜希子は嬉しくて青い空に飛んでいきたい気分になった。
 亜希子はそっとバスルームに入る。
 真理亜は大きな胸を両手で押えた。完璧に身構える。
「だれ?」
「だれでしょ?」
「亜希子?」
「違うね」
「いじわるね」
「びっくりした?」
「・・・・うん。少しね」
「ごめんね。ゼミ休んじゃった。モデルのあと疲れちゃって・・・」
「わたしもよ。順子と銀座」
「なんだ」
 しばらく沈黙の時間が続く。何かを確認しあうように激しくお互いを見つめあう。温かい接吻が昨夜のようにリメイクされる。
 セミヌードの亜希子はシャワーのしぶきを胸に当てた。シルクの下着で被われた上半身が温水で濡れる。
 突出した芸術的な胸部が摩天楼のようにそびえる。胸から両肩までのかたちが真理亜の前であらわになる。写真で拡大すれば芸術作品にもなる。
「今度写真撮ろう・・・・」
 亜希子がねだる。
「そうね。でも普通のはダメよ」
「じゃ、デジカメは?パソコンだったら自由にみれるでしょ?」
「きまり。今度、買いにいこう・・・」
「ねぇ、きて・・・」 
 亜希子は両手で自分の双丘を真理亜の摩天楼に不意打ちをかける。
 ぬれたシルクで覆われた乳房と裸身の乳房が不思議なムーブメントをつくる。二人は美しい光景だと思った。
 亜希子の指がいつの間にか彼女の肢体の中心に潜入していた。猖獗と慰謝の同居する幻覚の世界・・・
「すこし痛い。でも・・・やめないで」
「もうはじまるのかしら」
「いやだね・・・」
「しばらくガマン?」
「そう・・・・」
 二人は切望の嵐が目の前を通りすぎていくのをおぼえた。
「こんどは、脚にきて・・・」
 亜希子はまた指を差す。
 真理亜は亜希子の肉付きのよいふくらはぎに接吻をする。口で風をつくる。
 亜希子がケイレンしている。かすれた声で「真・理・亜・・・・・・」
 真理亜は亜希子の第三の弱点をみた。
「亜希子。だいじょぶ?」
「分からない・・・・」
 今度は膝から足の先端まで激しく風を起こす。亜希子は必死に堪えながら真理亜の耳たぶを口に含んだ。真理亜の攻撃が止んだ。  真理亜は防戦体制に入ろうとしている。ようすがおかしい。
「感じる?」
「・・・・・」
 亜希子がたずねても返事がないのだ。
 真理亜の声がかすかに出ているが判読不可能だ。うなずくのが精一杯なのだ。亜希子も真理亜の第三番目の弱点を発見する。
 真理亜の滑らかな背中を擦る。
「どうしたのかしら・・・」
「さぁ・・・」
「今度いじわるしたら・・・・」
 真理亜が珍しくせつなく言う。
「感じたんだ・・・・」
「バカね・・・」
 真理亜と亜希子は物理的な交接というものとは無縁だった。紅涙は果てしなく求めあうものだという確信を得ていたからだ。
 真理亜の体の中心から湧き出る水。
 隆起した胸の先端から舞い散る透明な汗。 その全てを受けとめた亜希子は自分の体を洗うように優艶に自身の乳房を揉み研いでいる。
 時折振動を加え合うと二人の胸の山頂の赤い実が円形状の乳輪のなかで勢いを加速し肥大化していった。
 その実は征服欲に育まれた舌端の触感で次第に成長していく。二人は肌色の堰で絡み合い、互いの口唇と恥丘に話しかけようとしていた。
 彼女たちは、幸福の嵐が猛烈な津波の速度に乗って近づいてくるのを感じていた。
 二人は俗世から守られた安全地帯にいた。 シャワーが全開になる。行為の痕跡を消し去る。
 美しい記憶だけが積み重なっていく。
「ごめんね」
 亜希子は真理亜にフェイント攻撃をしたバツの悪さに嫌悪している。そのそぶりをした企みに真理亜は微笑む。
「こいつめ・・・・・・」
「あしたは行かないと。ゼミ・・・」
「わたしも。あと一日で区切りがいいから。でも、もう始まったみたい。胸が張れて痛むから。あなたも気をつけてね。あとでメールしよう。あの子たちに悪いから」


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